BUNDOKの焚き火台「LOTUS+(BD‐467)」をレビューしてみました。

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皆さんご苦労様です。takaです。

今回もレビュー記事になります!

実は以前からポチろうかどうしようか迷っていた焚き火台があって。

それが同社で販売されているLOTUSという焚き火台。

この焚き火台、火床面積が大きいのに比較的軽量で薄く収納できることが人気の秘密なんじゃないかと個人的に思ってるんですが。

あとデザインね。

今回の「LOTUS+(ロータスプラス)BD‐467」は以前のモデルの最大のデメリットを克服しているということでレビューしていきたいと思います!

目次

そもそも「LOTUS(ロータス)」って?

まず、「LOTUS(ロータス)BD‐499」ってなに?っていう人に向けてこの焚き火台について簡単に説明すると、

新潟県三条市に本社を置く、スポーツ用品やアウトドア用品の卸売りを行う「株式会社カワセ」が展開するアウトドアブランド「BUNDOK(バンドック)」が2020年にリリースした焚き火台です。

何といってもこの焚き火台の魅力はそのデザイン性の高さと携行性の高さを両立できていることと、コスパが良いことが挙げられます。

薄いステンレス板がリベットで4枚繋げられている構造で、組み合わせると蓮の花のような形になることから英語の「LOTUS」と名付けられたそうです。

収納時は厚さ3cmのタテ24㎝ヨコ33㎝と携行性も良く、お値段も4000円前後で購入できます。

デザインも良くてリーズナブルなだけで魅力的ではありますが、そんなLOTUSにもある欠点がありました。

火床上部のトップフレーム、です。

火床の上でクロスされたフレームは一見見栄えが良く、便利そうに見えますが実際使ってみると薪の投入がしづらかったなどのレビューも見受けられます。

そんな欠点を今回の「LOTUS+」は克服してきました。

LOTUS+のスペック

まずはスペックから見ていきましょう。

使用時サイズ約370×370×330㎜
収納時サイズ約360×250×40㎜
材質本体:ステンレス鋼
耐荷重約15㎏
重量約1.55㎏

となっています。思ったより耐荷重の数値が高くてびっくりしました。

ちなみに前モデル「LOTUS」のスペックは

使用時サイズ約370×370×310㎜
収納時サイズ約330×240×30㎜
材質ステンレス鋼
耐荷重公式表記なし
重量約1.35㎏

スペック上ではそこまで違いはないものの、徒歩キャンパーやULキャンパーはわずかな重量の増加も気になる所ですかね。

組み立て方法

ここで突然の組み立て方法をご紹介します!

焼き網と五徳を除く本体のパーツは全部で4種類。

まず火床から組み立てます。

手を切る可能性がありますので、手袋をして組み立ててくださいね!

火床はこんな感じでそれぞれリベットで繋がれています
リベット穴が開いているものを1枚目としてこのように2枚目を重ねます
3枚目の出っ張りを1枚目と2枚目の間に差し込みます
4枚目も差し込んで
差し込んだら1枚目のリベット穴に4枚目の突起をはめれば
火床の完成です!かっこいい!
裏を見るときれいに風車のようなカタチに

つぎにボトムフレームを広げます

最初は動きが固いので案外開くのに力が要ります
ボトムフレームの脚の差し込み穴にサポートフレームを差し込みます
火床の4隅の穴にボトムフレームのツノを差し込むとこんな感じ
サポートフレームと直角の向きになるように火床から突き出たツノにトップフレームを差し込んでいけば本体の完成です。
うーん、やっぱりデザインかっけえなぁ

説明書読みながらやってみましたが、組み立てにかかった時間は正味5分程度。

なれれば1分以内には余裕で組み立てられそうですね。

ちなみに焼き網を乗せるとこんな感じ

トップフレームを自由にスライドさせて動かすことができます。
トップフレームの間に焼き網の脚がかっちり収まるので落ちる心配はありません
五徳も同様にかっちりとハマります
五徳と焼き網乗せバージョン

組み立ての時に気づいたんですが、トップフレームの差し込み部分とボトムフレームの差し込み部分、微妙に角度が違うので一瞬不良品かと思ってしまいましたが実はそうじゃないようで。

この角度の違いで遊びがなくなり、安定性が増しているような気がします。

いろいろと考えて作られているなぁと改めて実感。さすが国産!

メリット・デメリット

それぞれ紹介していきましょう。

メリット

  • 割と軽め
  • 収納性が良い
  • 割と火床広い
  • 焼き網と五徳が最初から付属
  • 価格が抑えめ

割と軽め―――徒歩キャンパーは厳しいかもしれませんが車での持ち運びには苦にならない重さだと思います。

収納性が良い―――バックパックに入る程度の大きさは抑えられているので良いのではないかと。

割と火床広い―――市販の薪(家にあったのは約36㎝)も長さを切らずにおけるのは重宝しますよね。斜めに入れればはみ出さずに安心して焚き火できるかもですね。

焼き網と五徳が最初から付属―――焼き網と五徳がついてくるので初心者の方で道具がそろっていないキャンパーにも優しい。この焚き火台を買えばバーベキューもすぐできます。

価格が抑えめ―――これだけ良い焚き火台なのに6000円ほどで買えるのは本当にありがたい。

初心者の方やお小遣い制のお父さんにすらも優しい。

主観にはなりますが、私にとってメリットがかなり多いので買ってよかったと思ってます。

デメリット

さて、ここからはデメリットです。

どんな焚き火台でもデメリットはあるものです。

  • 前モデルよりやや重い
  • パーツがちょっと多い

前モデルよりやや重い―――とはいえ200g程度なので私はぶっちゃけあまり気にしていません(笑)

パーツがちょっと多い―――前モデルと比べると、サポートフレームが増えてトップフレームも分かれているので、パーツが増えたことによる組み立ての手間がかかります。

ピコグリルのようにフレーム広げて火床広げて乗せればOK!みたいなことはできないので、サクッと焚き火したいって人にはピコグリルとかの方が良いかもしれませんね。

……結構考えましたが結局この2つが私にとってのデメリットですかね…。

〇追記……実際の使い心地

実際に使ってみての感想は、

最高です

もうこれで焚き火台迷子脱却では?と思うくらいいいです。※個人の意見です。

もうフォルムがドンピシャですねぇ

焚き火が映えます。

ですが、やっぱり実際使うとわかるデメリットが見えてきましたのでお伝えしときます。

  1. 五徳を設置する位置が少し高め……五徳を乗せる横の二本のバーが若干高めなので火力が弱めになりやすいです。薪を多めに置くか五徳を横のバーにかけずに焚き火台本体にかけるようにすればカバー可能。
  2. 灰がちょっと捨てにくい……捨てる場所にもよりますが、火消し缶や火消袋に灰を入れようとすると脇から灰がこぼれてしまうことが多々あります。火消し缶に直接入れるときは私は焚き火シートの上で入れて、シートにこぼれた灰を焚き火シートの両端を持って火消し缶に入れるようにしています。一回で入れきった試しがありません。キャンプ場の灰捨て場にあるカマドとかペール缶に直接捨てる場合は入れる面積が広いので問題はないのですが。

まとめ

今回は「BUNDOK LOTUS+」のレビューをしてみました。

前モデルのトップフレーム問題がネックで購入を躊躇していた矢先にLOTUS+が発売したということで、運命を感じて購入してみました。

これから長い付き合いになるだろうと確信しております。

気になった方はぜひ購入検討してみてください!

最後まで読んでいただきありがとうございます。

ではまた次の記事で。

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この記事を書いた人

DIYとキャンプをこよなく愛する福島県在住の現役大工。キャンプ歴は浅く、まだまだ初心者の領域ですが、自分なりのペースで楽しく発信していけたらと思っています。

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