ウォールナット脚のキャンプ用ハンガーラック作ってみた。その二

皆さんお疲れ様です。今回は前回に続き、ハンガーラックの仕上げになります。

前編はこちら

どんなデザインにしようかかなり悩みましたが、今回はなんとなくシュッとした感じにしたかったので直線的なデザインを採用してみました!

大好きな名栗加工はもちろん入れました(笑)

ということで早速やってきましょう!

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目次

脚部の加工

デザインとしては頭から20cmは名栗加工して、そこから下は直線でテーパーになっている感じにします。

ということでまず名栗加工していきます。

間隔は15㎜ずつ削って行くことにします。

この間隔はいつものように全体のバランスを見てだいたいで決めています。

目安の墨を付けていきます。

こんな感じに15㎜間隔で差し金を使って出していきます。
一面だけ削ってみた

削り方はいつも通りフリーハンド(笑)ナイフで少し削ってからインパクトドライバー用のサンドペーパーを使って削っていきました。

フリーハンドでやるときにはこれ便利

ヤナセ インパクト用 軸付フラップホイール 【6.35mm軸】 φ30×25×6.35 A#60 HUFN304

さらに4面削ってみたらこんな感じに

これだけでも満足と言えば満足なのですが、せっかくなのでここはもう少し手を加えて8面削っていきます!

差し金を使って15㎜ピッチの墨を付けます。

目安の墨を付けるのと付けないのとでは仕上がり方が全然違うので、丁寧に作りたいときは必須の作業だと思ってます!

もっと正確に作りたい方はベルトサンダーとかボール盤使ってやるんでしょうけどなにぶん家にはそういった類いの機械とかはないので手作業でやってます。(インパクトとかマルノコは本業で使い慣れてるので使います)

だいたいの目安で付けた墨

ここからまたナイフとサンダーで削っていくと…

こんな感じになりました

名栗加工の部分だけ2組削ってみました

なんか武器みたいになりましたね(笑)

次は名栗加工から下の加工をしていきます

下に行くにつれて細くしていきたいので一番上は角から5㎜削り、下の外側に来る部分は角から15㎜ずつ、内側は角から10㎜ずつ残して削っていこうと思います!

小口面はこんな感じです

出した墨線までカンナを使って削っていきます。

削りやすいように即席ではありますがツーバイ材でカンナ台を用意して削っていきました。

最後に地面に接地する部分を地面に対して水平にカットしていきます。

まず平らな場所で仮に組み立てます

端材でもいいので床に置いて鉛筆を端材の上に置きます。その状態で脚の全面に墨を付けます。

墨を出したら先にカッターナイフで傷をつけておくとノコを挽くときにその傷に沿ってノコが入りやすくなるのでおススメです。

後は付けた墨に沿って手ノコでカットしていきます。

カットできました。カットした切り口はガタガタでしたのでナイフで大方平らにして紙やすりで平らになるまでやすりました。角も面を取っておきました。

完成品

まとめ

今回はキャンプで使用するハンガーラックを木材の脚で作ってみたという話でした。

ウォールナットを初めて触ってみましたが、適度な堅さで加工しやすく高級感が出るのでさすが世界三大銘木のひとつと言われるだけあるなと思いました。

自分の中ではまた別の機会にも使ってみたい木材になりましたね。

今回も自分なりに結構こだわって作ったので、これからソロキャンでどんどんつかっていろいろなキャンプ地に連れていきたいと思ってます!

最後までお読みいただきありがとうございました。

ではまた次の記事で。

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この記事を書いた人

DIYとキャンプをこよなく愛する福島県在住の現役大工。キャンプ歴は浅く、まだまだ初心者の領域ですが、自分なりのペースで楽しく発信していけたらと思っています。

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